日本一の焼いも広場の焼いもを食べに栗源のふるさといも祭に行ってみた｜千葉のさつまいもの名産地【香取市】のイベント

日本一の焼いも広場という魅力的な広場があると知り、栗源のふるさといも祭に行ってきました。
栗源（くりもと）は千葉県香取市にある町で、2006年に佐原市・山田町・小見川町・栗源町が合併し、香取市となりましたが、 この栗源でおそらく一年に一番人が集まる日ではないか？というくらい盛り上がる『栗源のふるさといも祭』の様子をご覧ください。（2024年11月17日）

栗源のふるさといも祭の様子

栗源のふるさといも祭は栗源運動広場で開催されます。
祭りは込み合うため近くに特設駐車場がいくつもありましたが、香取市役所のホームページに書いてあった、 浅間台スポーツランド大駐車場に車を停め、シャトルバスで祭会場に行くことにしました。

香取市役所の駐車場情報には『予想満車時刻：正午』と書かれていたので昼前には到着できるようにしましたが、 会場が近づくにつれ、さつまいもの入った段ボールやビニール袋を持った人たちがたくさん歩いていました。 お祭りだからそこそこ人は集まるんだろうと思っていましたが、予想をはるかに上回る盛況ぶり！！



ステージではアイドルやヒーロー戦隊などのイベントが行われていたり、出店やキッチンカーもたくさんありました。 失礼ながら言うと、たぶん一年で一番栗源が盛り上がる日それが栗源のふるさといも祭なのではないでしょうか？


野球場のバックネット付近にはいも神社が出現していました。 とても独特な参拝の作法が書いてありましたが作法通りやっている方は見当たらず。。。

日本一の焼いも広場と巨大セイロで蒸かし芋

こちらが栗源のふるさといも祭名物の日本一の焼いも広場です。
焼いもの無料配布は10：45～と12：45～の2回を予定していたみたいなのですが、雨の為1回目の配布が中止になってしまったようです。なので整理券も午前中の分に配布するはずだったであろう用紙を渡されました。


並び始めたのは11:30すぎ、配布が12:45からなので1時間30分待ち(T_T)。12:00になると整理券が配られ、 8番目の焼いもの山になりました。

配布時間が近づくとスタッフの方たちが芋を掘り起こしてくれています。




約1時間半まってゲットできたお芋がこちら！シルクスイートという品種で、甘さは控えめでホクホク感のあるお芋でした。


焼いも広場の隣では巨大セイロで蒸かし芋を作っていました。 蒸かし芋はゲットできませんでしたが、この巨大セイロ1回で500㎏ものお芋が蒸かせるんだそうです。

千葉県のさつまいも情報とさつまいもの品種

千葉県はさつまいもの産地ということを知っていますか？

千葉県のさつまいもの歴史は江戸時代にさかのぼり、大飢饉で人々を飢えから救う使命を託された青木昆陽（さつまいも先生）が幕張や九十九里などにさつまいもの試作を始めたのが始まり。確かに幕張には昆陽神社という青木昆陽の功績をたたえた神社があったり、私の母校、幕張本郷中学校も中学校ができる前は昆陽グランドと呼ばれる広場でした。

今では千葉県は鹿児島、茨城に次ぐさつまいも生産量全国3位。そして千葉の中でも香取市、成田市、多古町はさつまいもの産地として有名です。

千葉県で生産されているさつまいもの品種は、ベニアズマ、べにはるか、シルクスイートが多いみたい。 最近では安納芋をはじめとする『ねっとり系』のさつまいもがブームととなっていますが、やっぱりホクホク系が好きという方も多いのではないでしょうか？品種による特徴の違いはこんな感じ。



ホクホク系はベニアズマ、ねっとり系はべにはるかと覚えておくとよいかもしれません。
最近では香取では『さわらっこ』や『大栄愛娘』という品種も人気みたいですよ。 さつまいもの産地に行っていろんな品種のさつまいもを買って食べ比べてみるのも楽しそうですね。



最後まで読んでいただきありがとうございました。
2024年の栗源のふるさといも祭は終わってしまいましたが、さつまいも好きには是非行っていただきたいイベントの一つです。

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