南房総の花のお寺 真野寺 | 穴場的な紫陽花の名所!紫陽花を見ながら新四国お砂ふみ霊場散策
千葉県南房総市に花のお寺と言われる『真野寺』があります。
千葉であじさい寺と言うと、松戸の『本土寺』、南房総の『日運寺』、綿原のあじさい寺『妙法生寺』が有名ですが、今回紹介する真野寺も紫陽花の穴場的名所として知られています。
真野寺には新四国八十八ヶ所めぐりが出来るお砂ふみ霊場があり、あじさいを鑑賞しながら真野寺をグルっと一周できます。
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真野寺の紫陽花
真野寺は花のお寺と言われ、四季折々で色々な花が咲き参拝客を愉しませてくれます。
樹齢150年を超えた桜も有名で、6月には桜の木を囲むように紫陽花が咲きます。
駐車場の斜面には紫陽花に囲まれるように約3000株が咲くのでなかなかの見ごたえでです。
境内のいたるところに紫陽花が咲いているので紫陽花を見ながら散策してきました。
紫陽花の時期の真野寺の御朱印
真野寺の御朱印は季節ごとに替わるものもあり、紫陽花の時期の御朱印も華やかで可愛らしいものなので、是非いただいてください!また、花手水も紫陽花になるので行った時には是非ご覧ください。
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真野寺の新四国八十八ヶ所めぐりでご利益をいただきながら、紫陽花を見ながら敷地をグルっと一周することができます。
歩道はきちんと整備されていますが、軽いハイキング。
真野寺は真野大黒とも呼ばれており、地域の人々に親しまれてきた歴史あるお寺です。大黒天は、一般的には財運、福運、商売繁盛の神様として広く信仰されている七福神の一人とされております。
真野寺には七福神堂があり、そこには放射玉を使ったサヨナラ貧乏神というおまじないのようなものがあります。放射玉に願いを込め、七福神堂に奉納して水晶守りを頂くようです。
真野寺の本尊である覆面千手観音(ふくめんせんじゅかんのん)は、全国でも例のない非常に珍しい仏像です。この観音像は、顔を覆うお面を付けた千手観音で、その姿から「覆面千手観音」と呼ばれています。
霊験が非常に強く、参拝者に少しでも疚しい心があると仏罰を下され、皆が恐れて参拝出来なくなりましたが、行堂面を彫ってかぶせたところ、以後は優しく慈悲深い仏になったということらしいです。
11月23日に、真野寺の秘仏である覆面千手観音が、年に一度、特別ご開帳されます。通常は厨子が閉じられておりますが、この日は、扉が開かれ、仮面をかぶった千手観音像を拝観することができるみたいです。
力があり過ぎて覆面をしなければならない仏像ってすごいですよね。一度は見てみたいものです。
千葉市美術館で『仏像半島 ― 房総の美しき仏たち ―』という展示の時の映像がYouTubeにあったので、掲載させていただきました。